【できていますか?フィルタの活用】

2017.6.26

 

コントラストの高い画像を取得して、安定した検査をおこないたい。そう考えて照明やカメラ・レンズ

の最適化に力を入れて取り組んでおられる方も多いと思いますが、そんなあなたに質問です。

フィルターについて、考えたことはおありでしょうか?

様々な光学フィルターを巧みに使いこなすことで実はもう一歩コントラストを向上させることができる場合があるんです。

たかがフィルター、されどフィルター。

今回はフィルターを活用することで劇的に結果を改善した事例をご紹介していきたいと思います。

 

登場人物

SE(ソリューションエンジニア)Aくん

・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導く照明選定のスペシャリスト

 

営業マン Bくん

・・・若さと元気とやる気だけが取り柄のフレッシュな新人営業マン

 



お客様からややこしい案件の相談をいただき、頭を悩ませるBくん。

そんな時にいつも頼りにするAくんに相談にやってきました。

 

 

 

ゴロゴロゴロ、ドーーーーンッ!!!

 

 

 

SE Aくん 

「な、なんだ、なんだ!?

 雨の音がしてきたかと思ったら、今度はカミナリか!!??」

 

 

営業 Bくん

「イタタタタ、

 階段で足滑らせて転んじゃったよ。。。」

 

 

SE Aくん

「なんだ、Bか。

 相変わらず、よくわからない登場の仕方だなっ!」

 

 

営業 Bくん

「いや~、まいった!まいった! ちょっと聞いてくれよ。」

 

 

SE Aくん

 「お前の話は長いからなぁ~。ちょっとだけだぞ。」

 

 

 営業 Bくん

「サンクス! 実は今日お客様からこんな...」

 

 

 SE Aくん

「はい、終了~♪」

 

 

 営業 Bくん

「えぇ~!3秒か!?

 相談時間、まさかの、3秒なのか!!??」

 

 

SE Aくん

「う~ん、忙しいけど、特別だぞ。 で、一体どうしたんだ?」

 

 

営業 Bくん

「ほら、このワーク見てくれよ。

 お客様から預かってきたんだけど、ここにわずかに見える汚れがあるだろ?

 これがカメラで見てもまったくもって見えてこないんだ。」

 

 

SE Aくん

「ほう、こいつは厄介だな。ピッカピカの金属筐体に付着した微かな汚れか。

 しかも曲面についているから、反射率の違いで検出することは困難だしなぁ。」

 

 

営業 Bくん

「そうなんだ。さっき試しに紫外光を当ててみると、

 汚れた部分がわずかに緑色には光るんだけど、カメラには何も映らないんだ。」

 

 

SE Aくん

「なに?いま緑色に光ったって言ったか?」

 

  

営業 Bくん

「そうだよ。目ではそういう風に見えるんだけど、なんで見えないんだろうなぁ???」

 

 

SE Aくん

「それは、カメラが他のものまで見過ぎてしまっているからだよ。」

 

 

営業 Bくん

「そういうことか!

 例えて言うなら、何もない廊下に100円玉落としてもすぐに見つかるけど、

 草むらの中に落っことしたら、泣く泣くあきらめるしかないのと同じだな!!」

 

 

SE Aくん

「うわぁ!わかりにく過ぎる例え!

 しかも、それ、物理的に陰に入って、見えてないだけだろ。。。」

 

 

営業 Bくん

「まあ、それはともかく、見え過ぎてるとしたら、どうすればいいんだ?

 照明は紫外光にしないといけないし、照射波長は変えられないぞ??」

 

 

SE Aくん

「照射する波長を変えるんじゃなくて、カメラに取り込む波長を選択すればいいんだよ。」

 

 

営業 Bくん

「カラーカメラを使えということかっ!」 

 

 

SE Aくん

「違う違う。確かにそれでもある程度の効果はあるかもしれないけど、

 もっとシンプルに解決できるぞ。 これを使えばね!」  

 

 

 


営業 Bくん

「出た! こ、これは、バンドパスフィルター!!」 

 

 

SE Aくん

「そう、このフィルターを使って、汚れで反射してきている波長だけを取り出すんだ。」

 

 

営業 Bくん

「なんと、そんなことができるのか!?」

 

 

SE Aくん

「どれどれ...。確かに、紫外光を照射すると緑っぽく光っているな!

 それであれば、この500~550nmの波長だけを取り出せる

 バンドパスフィルターがあれば...」

 

 

営業 Bくん

「おおおおお!!!

 すごいぞ!汚れ以外にもビカビカ光っていた筐体部分の反射まで見事に消えて、

 本当に汚れしか見えてないじゃないか!」

 

 

SE Aくん

「このバンドパスフィルターを活用すれば、今回は見たくなかった

 紫外光そのものもカットできるし

 周りからやってくる外乱光までも、見事に消し込むことができるんだ。」

 

 


■ワーク画像

■フィルターなし

■フィルター使用(F-BP525)


金属部品

 紫外照明のみだと、金属部分が反射し、

 汚れとの判別が難しい。

 適切なフィルタを使用することで、汚れ

 部分のみ明確に撮像することが可能。


 

営業 Bくん

「最高じゃないか!

 しかも、このバンドパスフィルターなら、今回の波長だけでなく、

 他の波長もたくさん入ったテストキットもラインアップしているから、

 早速他で困ってるお客さんにも試してもらうよ!」

 

 

SE Aくん

「どうだった? たかがフィルターと思ったら、大間違いだっただろ?」

 

 

営業 Bくん

「そうだな。こいつはフィルターというより、

 狙った波長だけを的確に取り出すことができる、“光のメス”ってところだな!」

 

 

SE Aくん

「お♪ お前もたまにはいいこと言うじゃないか!

 そんな珍しいこと言ったら、本当にカミナリが落ちるぞ~(笑)」

 

  

営業 Bくん

「そんな訳ないだろ!俺はいつもまともなことしか言わないからなっ!」

 

 

ゴロゴロゴロゴロ、

ドーーーーーーーンッ!!!!!!

 

 

SE Aくん&営業 Bくん 

「わぁ~!!

 本当にカミナリ落っこちたぁ~!!!!」

 

                         おわり

バンドパスフィルタ

テストキット

各種フィルターをセットでお求めいただけます。

照明選定において、最適な波長をお選びいただけます。


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