【組み合わせで広がる無限の可能性】

2017.7.24

 

 

同じ照明を使用した場合でも、設置条件などパラメータが変われば、

検査結果にも大きな違いが生じるという経験をされた方も多いかと思います。

我々が最も得意とするライティング技術は、その点を踏まえて最適な検査条件をご提案することを指すのですが、

それは何も照明単体に限ったことではありません。

無限通りともいえる複数の照明の組み合わせにより、単体の照明だけでは決して成し得なかった良好な結果を導き出す。

そんな我々のライティングの真髄を今回は具体的事例をもとにご紹介させていただきます。

 

 

登場人物

SE(ソリューションエンジニア)Aくん ・・・数多くの難案件をライティング技術で解決に導く照明選定のスペシャリスト

 

営業マン Bくん・・・若さと元気とやる気だけが取り柄のフレッシュな新人営業マン

 

S係長・・・電子部品メーカーの生産技術部でマシンビジョンに取り組むお客様

 



 

今回は来社実験のため、シーシーエスの本社テスティングルームにS係長がご来社。

名コンビのAくんとBくんは、一体どんな提案でお客様の課題を解決するのでしょうか?

 

 

営業 Bくん

「S係長、ようこそ暑いなか、いらっしゃいました!

 さあさあ、どうぞ実験室へ!」

 

S係長

「Bさん、どうもありがとう。

 いや~、この時期の京都はほんとヤバいくらいに暑いよね。」

 

営業 Bくん

「そうなんですよ。つい先日も日中35度越えてましたが、

 今日もそれくらいになってそうですよね。」

 

S係長

「ほんと、それくらいあると思うよ。」

 

営業 Bくん 

「お昼休みにあまりに暑いからアイス買って食べたんですが、

 暑すぎて口に運ぶ前にどんどん溶けて、

 スーツのズボンがベットベトになりましたよ~。」

 

SE Aくん

「それはお前がダラしなさ過ぎるだけだと思うぞっ!」

 

S係長

「なんと、Bさん、奇遇だなぁ~!

 同じく私もアイスでスーツ、ベットベトだよ~。(笑)」

 

営業 Bくん & SE Aくん

「ええぇぇーーーっ!!??」

 

SE Aくん

「ところで、S係長、今日はどうされたんですか?」

 

S係長 

「実はね、先日、たくさん照明を借りて試してたこのチップ部品の外観検査、

 ある検査項目に限定すれば、いい結果は出るんだけど、

 品種や検査項目が変わるとダメなんだ。」

 

SE Aくん

「検査項目はどういう内容で何品種を予定されていますか?」

 

S係長

「検査項目は打痕、欠け、印字不良、ボイドなど全部で6種類、

 品種については4種類を予定しているよ。」

 

営業 Bくん 

「これまた欲張りましたね。

 しかも、これを1ステージで検査したいということですよね?」

 

S係長 

「そうそう。ほんとは検査項目をもう少し絞ったほうが検査も安定するんだけど、

 どうしても2ステージ取れるスペース的な余裕がなくってね。」

 

SE Aくん

「承知しました。今回は幸い搬送スピードがそれほど速い訳ではないので、

 照明の切替えで対応していきましょう。」

 

S係長

「というと、1つのステージ上に複数の照明を設置する訳だね!

 でも、大丈夫かな?先日ありったけの照明を借りて試したからなぁ。」

 

SE Aくん

「確かに、相当色々とお試しいただいたかと思いますので、

 個々の照明を用いてこれだけの項目を検査するというのは

 限界があるのかもしれませんね。」

 

営業 Bくん 

「おいおいおい、 初めからそんな弱気発言でどうするんだよ!

 そんな姿見たら、田舎に残してきたおふくろさんが泣いて悲しむぞっ!」

 

SE Aくん

「なんの話だっ!!!

 それに、何もあきらめたわけじゃないぞ。」

 

営業 Bくん 

「え?

 ということは、何かいい解決策でもあるのか???」

 

SE Aくん

「もちろん!照明個々では難しいことも、

 複数の照明を組み合わせて同時に使用することで、可能性は更に広がるんだ。」

 

係長

「なるほど、一つの照明ではできないことも、

 二つをうまく組み合わせればできることが増えるのか!」

 

 

 


SE Aくん

「その通りです。例えばこのチップ部品の表面の樹脂モールド部分、

 ザラザラしていますよね?

 ここに発生するキズやボイドって、このザラザラが邪魔をして

 見えづらくありませんか?」

 

S係長

「そうそう、この部分がなかなかのくせ者で、

 いろんな角度から照明を当てても欠陥と見分けがつかないんだよ。」

 

SE Aくん

「そんなときに、この同軸照明と、拡散光のリング照明を同時に点灯させて、

 調光値のバランスをとると...」

 

S係長

「あ!すごい!!

 背景のザラザラが見事に消えて、びっくりするほど均一になったぞ!」

 

営業 Bくん 

「おお!ここまで背景が均一になったら、

 小さなボイドとかでも簡単に検出できそうだな。」

 

 

 

ワーク:電子部品

撮像風景


■ワーク画像

■同軸照明のみの撮像

■同軸照明+拡散光リング照明の撮像


電子部品

 同軸照明のみだと、表面状態と

 欠陥との区別が難しい。

 照明を組み合わせることで、

 コントラストを高めた撮像が可能。


 

SE Aくん 

「同一ステージに多数の照明を配置して、最適な光を的確に組み合わせる。

 そこにレンズとカメラの選定を加えて、

 無限通りとも言える組合せの中でそれができるのが我々シーシーエスの強みです。」

 

S係長

「なるほど、やっぱり、色々自分で借りて当てずっぽうでやるよりも、

 餅は餅屋に任せたほうが確実で、安心で、結果的に時間も費用も節約できるね。」

 

SE Aくん

「おっしゃるとおりです。

 それに、もし品種が追加になったり、検査項目が変わったとしても、

 ご相談いただければすぐに新しい解決策をご提示できますから。」

 

営業 Bくん

「S係長、我々は御社にとっての

 影の強力なサポーターと考えていただければいいですよ。」

 

S係長

「ほんとその通りだね。

 我々の抱える問題をこうやって、

 状況に応じてスピーディーに解決してくれるなら言うことないよ。」

 

SE Aくん

「そう言っていただけると幸いです。」

 

営業 Bくん

「それはそうと、S係長、この後の実験はSEのAに任せておいて、

 ちょっと外に出ませんか?

 近くに腕の確かなクリーニング屋があるんですよ~。」

 

S係長 

「おお!そうか!それはいい!

 このベットベトのスーツ、どうしようかと悩んでいたんだ。」

 

SE Aくん 

「ええぇぇーーっ!

実験よりも、やっぱりベットベトスーツが気になっていたんだぁー!!」

 

                             おわり

 


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